お散歩。

朝夕は愛犬ロニーのお散歩がかかせません。
外でのトイレを習慣つけてしまったので、雨でも嵐でも雪でも猛暑でも必ず連れて行きます。
海外ではトイレは家で、お散歩はあくまで運動にしている人も少なくなく、
途中でウロウロしたりクンクン嗅ぎまわることもなく、飼い主の歩調、時にはジョギングに合わせて
スマートについて行くワンちゃんが多いです。
うちはその点、ワンちゃん主体になっている気配が。
特に私とのお散歩では主導権が自分にあると思っているらしく、リードをツンツンと引っ張って
「こっち！」「あっち！」と誘導していきます。
私も主張を訴える愛くるしい瞳についほだされ、あっちこっちロニーの言うなりに。。。
ダメダメママですね。
５月６月は一番暑い時期だと聞いていたのですが、やはりこのところの暑さはロニーにも堪えるらしく、日が高くなってくるとダレ気味です。
サッサとトイレを済ませて家に戻って行きます。。。
だったら実は一人でお散歩行けるんじゃない？と思うけど、これが根っからの座敷犬、リードがないと歩けない、動けない。私の手からリードが離れたりすると、突然電池が切れたかのようにピタッと動かなくなって、立ち往生してしまう。
悲しい性なのね・・・。

私の家はベイエリア埋立地のオフィスビル街にあるコンド（シンガポールではアパートとは言わず、コンドミニアムを縮めてこう呼びます。）なので、旧市街地に比べて土が少なく、お散歩コースも芝生のあるところに限定してしまいます。
が、マリーナの回りの遊歩道は夜でも人出があり、熱い夜にもフッと海風を感じるので気持ちよく歩くことができます。
イベントスペースは普段は芝生の空き地になっているので、そこでロニーはくつろぎの一時を。。。

凛々しい。

早朝のお散歩で。

いつもこの歩道を歩きます。
この辺りでもワンちゃんを飼う人が多くなりロニーのお友達も増えました。

良く見ると綺麗なデザインです。
窓ガラスの色が微妙に変化してモザイクのような表情を生み出してます。

このお散歩コースにもエコ対策の設備が二つほど。



この下を通るとセンサーでファンが回るようになっています。




こちらはパイプからミストが飛散され、空気が冷却されるもの。日本でも最近大きな施設で見かけるようになりましたね。
この近くにくると空気がひんやり冷たくて気持ちいい～

帽子、スカーフ、長袖の上着は欠かさず着用していますが、湿度も高いシンガポールではちょっとしんどいです。日本では今年保冷剤用のポケットが付いたスカーフが売り出されているとか。
今度帰ったら探してみようかな。。。

アート・サイエンス ミュージアム

１月半ばにメルボルンよりシンガポールへ移転し、早くも４カ月以上が過ぎてしまいました。

ここへ来る前に抱いていたイメージ（近未来的都市国家）とは裏腹に、シンガポールはたくさんの自然が残り、多種多様な文化を包み込んだ小さな宝石箱のような島だったのです。

そんなシンガポールを少しでも知りたいと思い、美術館や人気スポットなどを中心にブラリした場所を書き残してみます。 





今日は第一弾で、徒歩５分、家から一番近いミュージアムへ。

２月にオープンしたばかりのアート・サイエンスミュージアム＠マリーナサンズです。

http://www.marinabaysands.com/singapore-entertainment/activities/art-science-museum/

 マリーナベイにぽっかり浮かぶ姿はまるで蓮の花のようでもあり、人の掌の様でもあります。

入場料３０＄は他の美術館などに比べて破格に高いですが、この不思議な建物の中はどうなっているのかを見るだけでも価値はあるかなと思いました。

興味がある企画展の時に行くのがいいですね。

現在展示中なのは「ゴッホ」と「ダリ」です。

 ゴッホの作品が一つでも見られるならと足を運びましたが、勘違い。ゴッホの作品を映像で見せるというもの。
ダリの方は大量の作品が展示されていて、ダリ好きの方には見ごたえたっぷりと思います。



展示室の壁、柱、床にゴッホの絵画がいっぱいに映し出され、絶え間なく画像が流れていきます。ゴッホの絵の中に吸い込まれてしまいそうな不思議な感覚に・・・。

一枚でも実物があればと思いましたが、これはこれでゴッホの筆使いや息遣いまでもが聞こえてきそうな迫力がありました。

このミュージアムは雨水を貯めてトイレの水に利用しています。

エコ推進国のシンガポールらしい進歩的取り組みですね。



掌のまん中部分を中から見ると・・・




水が下のプールに落ちて・・・



 最近の美術館にはおしゃれなカフェなども併設されていることが多いですが、ここは地下２階にちっちゃな売店があるのみ。ゆっくりしたい方はお隣のサンズショッピングモールへ。

設計デザイン、模型の展示

 ４階は建物の花弁の部分がそれぞれ展示室になっており、上部から太陽光がほんのりと入ってきます。アートと科学の融合とでも言うような展示がされていました。

ミュージアムショップも地下２階ですが、まだ品数も少なく少々物足りない感じでした。ここでお土産を調達するのは難しいかもしれません。やはりお隣のショッピングモールへ・・・。

ちなみに私はモール内に好きなインテリアショップ「VANILLA Home」が出来ていたので立ち寄り、山羊の毛のダストブラシを買ってしまいました。
56$とちょっと高価だけど、使いやすくて一生もの！

大事にします。