京都に到着したのが午前11時前、ホテルはアパヴィラホテルに予約していました。烏丸口から徒歩3分の便利な場所です。部屋はシングル6500円くらいだけど、セミダブルのベッドと小さいけどバスタブもあり、浴衣やアメニティもしっかり揃っていて一人旅には十分な施設。1Fにはカフェもあって満足。
荷物を置いて早速活動開始。
到着時には雨がパラつき雲も厚くていつ降ってもおかしくないような空模様。
色々と観たいところはあったものの、到着してから気分で行き先を決めようと思っていたので、雨が降っても情緒があり人出のあまりないところ・・・というところで東山の更に北、洛北に入るでしょうか・・・の辺りの小さなお寺をめぐることにしました。
京都駅から白川通りを通るバスに乗り、途中平安神宮や銀閣寺で降りる人達を見送りながら「一乗寺下り松」で下車。京都駅から40分ほどのバス移動でした。
降りる人もまばらで通りからは寺院の案内看板もなく、ちょっと心配になりましたが、地図を片手に東山の方へ坂道を上っていくとすぐにお寺の案内が・・・
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こんな風情ある坂道、京都らしい |
まずは詩仙寺を目指して上っていると脇道に「金福寺」への矢印を見つけました。
芭蕉、与謝野蕪村ゆかりの寺とあり、ちょっと覗いてみることに。
お寺の小さな門をくぐると更に庭の入り口に「芭蕉庵」と書かれた門がありました。
このお寺は俳句の聖地としても知られているそうですが、「花の生涯」のヒロイン村山たか女の終焉の地としても知られているとありました。。。どんなお話でしょうか?
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ここが芭蕉庵 |
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芭蕉庵、なかなかの風情があります。 |
次は「詩仙寺」です。
こちらも竹を組んだ門がいいですね。
奥には竹林がこんもりと・・・
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門の横のお土産屋さん
名物の「でっち羊羹」に惹かれましたが荷物になるので断念。 |
ここから北に向かって5分ほど歩くと「圓光寺」に辿り着きます。
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ここのお庭は池回遊式になっていて紅葉が結構色づいていました。
紅葉が進んだ姿も容易に想像がつきます。 |
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自然ですが、計算されつくした配置・・・なんでしょうね。 |
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いい写真が撮れました。 |
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竹林もしんみりとして雨上がりも良いものです。 |
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家康のお墓だそうです。 |
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お墓の方から見下ろすと境内の向こうに京都の町並みが・・・
この辺りは少し紅葉が早いのかな。 |
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瑞々しい南天 |
そこから更に15分ほど歩くと「曼殊院門跡」。
お昼を食べていなかったので、入口のすぐ横にある弁天茶屋でお蕎麦とそばもちのセットを頂きました。
美味しかった~
ここですでに3時を回っていたのですがもう一か所どこかへ寄ろうと思い、タクシーを呼んで貰って「真如堂」へ向かいました。
女性のお願いを聞き届けてくれるというこのお寺には今も女性の参拝客が多いそうですが、秋と春に公開される曼荼羅の織物を観ることが出来ました。
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まだ青いもみじの葉が赤い門に映えて綺麗。 |
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薄暗くなってしまったけれど、石が釈迦の涅槃の形をしています。
その回りの小さな石は嘆き悲しむ弟子達を表してるとのこと。
そして、生垣の向こうに臨む山々も涅槃に見えます。 |
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「随縁の庭」(2010年 重森千青さんにデザイン)は三井家にゆかりの深いことから
三井家紋章の四つ目が現代風にアレンジされてます。 |
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優しい風情の塔です。 |