2012年4月13日金曜日

ヨルダン一人旅 2日目ペトラ(3月25日)part1


ペトラの朝です。
部屋の窓から東を見るとペトラの街

西を見るともうそこはペトラ遺跡の入り口です。

表示もモザイク

宿泊したのは遺跡に一番近いモーベンピック
ペトラのホテルは皆こじんまりしています。
居心地よかったです
朝7時頃に少しお散歩をして、食事を取り、8時にはペトラへ向かい歩き始めました。
入場料は50ディナール(約4000円)と激高です。
チケットを買って地図を貰うとガイドを付けないかと聞いてきました。
モナストリー(一番高いところにある遺跡)まで行って50ディナールとのこと。
説明があった方がより興味深く見学できるのは解っていたのですが、今回は自分のペースで歩きたかったので、独りで行くことにしました。
しばらくはこんな荒涼とした道を歩きます。(20分くらい)

ところどころにすでに何か彫られた遺跡が。

シークの入り口が見えてきました。
シーク「The siq」とは岩の裂け目というような意味だそうで、渓谷の合間を縫うように道が作られています。

シークの案内板
古代の様子が描かれています。
このころはここも水があったようで、木々が生い茂っています。 

シークを歩き始めます
馬車1台がやっと通れるような隙間
それにしてもこの先に大国が存在すると誰が思ったでしょう?

シークは2kmほど続きます。
自分がこの山に飲み込まれてしまうようです。
シークの岸壁にはずっと水路が施されています。


岩の色やテクスチャーが違うのでちっとも飽きません。
ここを良く見ると地面も岩が敷き詰められています。
今は剥がれてしまったところが多いですが、
昔は全てこうだったそうです。
(ところどころ、ガイドさんがしゃべっているのを耳ダンボにして盗み聞き)


これは駱駝のキャラバンの様子をレリーフにした壁画の説明

ここがその後ですが、全て削り取られてしまっていました。

そして、岩の隙間から忽然と現れるエルカズネ!
この光景が見たかったのです。 

すごい迫力の映像で迫ってきます。


インディージョーンズの世界

近くにいたNYから来た女性にカメラを渡して撮ってもらいました。

駱駝さんがお出迎え

朝日を浴びてピンクに染まるエルカズネ
素晴らしい彫刻とも言える建築
全貌は帰りがけの写真でお見せします。 
遺跡の要所要所にこのような案内板がありますが、
この絵が繊細で素敵、当時の様子も解るような挿絵風になっていて
これを纏めた本があれば欲しいと思ってしまいました。

しばらく、エルカズネの前に佇み感動に浸ります。
この岩の美しい模様、ここを彫ろうと思った古代人の英知に思いを馳せます。
しかし、ここで長居をしている訳にはいきません。歩みを進めます。

エルカズネの前にあるカフェ兼お土産やさん

ファーサード通りの説明 

そして、こちらがファサード


サンドアートを売るお店
色とりどりの砂はすべてこの山から採れた自然の色だそう。 

ひとつひとつ微妙にデザインが違います。
文字を入れてくれるというので、
頼んで帰りにピックアップすることに。

この先が長いです。 

ロバに乗らないかとしつこく声をかけてきますが、
ここでは丁重にお断り



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